新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、世界中でワクチン接種が進んでいます。国民全体のワクチン接種が進むことにより、感染拡大を抑止し、社会生活を戻していくために早急に摂取が進むことが求められています。
しかし、接種会場における「密」が発生したり、来場者の中に無症状陽性者が存在し、万が一感染が拡大するようなことが発生しては、ワクチン接種自体を避けてしまう雰囲気を作ってしまいかねません。
また、接種会場によっては換気が十分進まない環境下など、各市区町村でも「感染対策」を取り入れながら、「会場の設営」に苦慮する自治体や医療関係者も多いことでしょう。
こうした「感染リスク」を考慮しながら、感染対策を進めるために、医療現場や救急車などで「オゾン」を用いた空間除菌のシステムが取り入れられているのはご存知ですか?
「オゾンを用いた空間除菌」はコロナウイルスの入院患者を受け入れる最前線の病院や、この状況下においても救急医療や地域の基幹医療を維持する病院にて導入がされている、信頼されたシステムです。
なぜ、こんなに医療現場において、「オゾンによる空間除菌」が求められているのでしょう。
それは、「仕事や活動を止めず」に「感染対策が取り組める」ことにあります。
医療現場や介護施設では、人との接触や出入りを止めることはできません。業務やサービスを継続しながら感染を維持するためにはどうすればいいか。ゾーンを分けるといった物理的な対策も必要ですが、出入りによって接触機会がある場所にこそ、万が一の感染リスクが存在しており、対策をしなければ、こうした「隔離」や「遮蔽」だけでは、感染対策が十分でない場合があるのです。
オゾンを用いた空間除菌はこんな場所で特に支持されています。
感染対策のプロが使用するシステムだからこそ、これからのワクチン接種会場など、感染リスクと対策が求められる場所においても、信頼して採用いただける自治体が増えています。
会場は1つと同じ場所はありません。しかし、感染対策の基本は同じ。導線と混雑や滞留が発生しそうなポイントを押さえれば、スムーズなワクチン接種の運営が可能です。
接種会場で気になるポイントは抑えられていますか?
受付や待機場所にスペースをとられてしまい、接種する現場が確保しにくい場合には、屋内にテントを設置することで、衝立や物理的なゾーン変更ができない場所でも、感染対策を施すことが可能となります。遮蔽可能なタイプのテントを設置することに加え、オゾンによる空間除菌装置によって、感染対策と会場の狭さを両立するやり方です。
奈良県立医科大学との研究によって、オゾンを用いた新型コロナウイルス不活化の条件が明らかにされています。
奈良県立医科大学とMBTコンソーシアム(感染症部会会員企業)の研究グループは世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。また、その不活化の条件を実験的に明示することにより、実用性を学問的に示しました。
奈良県立医科大学プレスリリースより
オゾンを用いた空間除菌は、多くの病院や介護施設で導入されています。
2021年1月現在で17,500台も導入されています。
(機種:u-ozone[BT-180])
日本産業衛生学会の目安となる濃度基準以下の使用であれば、有人空間でも作業を止めることなく利用することができます。
接種会場が未定な状態や、これから選定する、あるいは調整を図っているような自治体様へ、現地調査や助言、必要な機器選定等、お問い合わせに対応しています。
空間除菌による対策を調査、ご検討の場合は、こちらまでお問い合わせ下さい。